日本の名前で買える!ドイツで売られている馴染みある青果

image of JP article - germany

ドイツのスーパーや週末マーケットを歩くと、日本の名前で販売されている青果に出会うことがあります。代表例が Hokkaido(ホッカイドー)かぼちゃKaki(カキ/シャロン)Nashi(ナシ、Nashi-BirneFuji(ふじ)りんご。本記事では、ドイツで実際に流通している日本名・日本由来の青果の基礎知識と、おいしい食べ方・選び方、季節感をまとめました。HELUKABEL(ヘルカーベル)はドイツの産業用ケーブルの会社として、ドイツと日本をつなぐ「身近な話題」を通じて、皆さまの暮らしにも役立つ情報をお届けします。

Hokkaido(ホッカイドー)かぼちゃ : ドイツ秋冬の王道

  • 名称と背景 : ドイツでは Hokkaido-Kürbis の名で広く定着。日本の品種「打木赤皮栗(Uchiki Kuri)」系統として紹介されることも。ドイツで最も人気の食用かぼちゃの一つです。
  • 売場の目印 : 小ぶりで濃いオレンジ色。皮ごと食べられる点が高評価。
  • 旬 : 初秋〜晩秋(保管流通で冬も入手可)。
  • 食べ方のヒント : ポタージュ、ロースト、リゾット、ニョッキなどに。ナッツのような甘みが特徴。

Kaki(カキ)/Sharon(シャロン): 冬のデザート果

  • 名称 : ドイツ小売では Kaki 表記が一般的。硬めの食感を好む方向けに Sharon(シャロン)としても流通。主要チェーンのオンラインでも単品販売があります。
  • 食べ方 : やわらかく熟したらスプーンで。硬めならスライスしてサラダやチーズと。
  • 注意点 : ごく稀にリコール情報が出ることもあるため、購入時はロット掲示・店舗告知を確認しましょう。

Nashi(ナシ、Nashi-Birne): しゃりっと瑞々しい“アジア梨”

  • 名称 : ドイツでは Nashi-Birne(ナシ・ビルネ/アジア梨)として紹介。大手小売の食品事典にも項目があり、生食・サラダに向くと案内されています。
  • 売場の目印 : 丸くて淡黄〜薄茶の果皮、みずみずしくてリンゴに近い食感。冷蔵で日持ち◎。

Fuji(ふじ)りんご : 日本生まれ、ドイツでも人気

  • 背景 : 日本由来の品種「ふじ」は、ドイツ各地の果樹産地(例 : ボーデン湖地域/アルテス・ラントなど)や EC サイトでも時期限定で販売。非常に甘く、パリッとした食感が魅力です。
  • 楽しみ方 : 生食はもちろん、アップルパイやクランブルにも。甘味が強いので砂糖控えめのレシピでも満足感◎。

買い方・選び方のコツ(共通)

  • 表示名を確認 : Hokkaido、Kaki/Sharon、Nashi-Birne、Fuji など、英独表記の日本名がそのまま棚札に使われています。
  • 旬を意識 : Hokkaido は秋、Kaki は晩秋〜冬、Fuji は収穫期に合わせて季節限定の入荷が増えます。
  • 産地と鮮度 : Fuji は “Bodensee(ボーデン湖)” “Altes Land(アルテス・ラント)” 表示に注目。Kaki や Nashi は輸入が中心なので追熟状態や皮の張りをチェック。

ドイツと日本を結ぶ“身近な架け橋”

HELUKABEL は、産業界でドイツ品質のケーブルと日本のお客様をつなぐ企業です。ものづくりだけでなく、食や暮らしの話題でも両国の魅力をお届けします。製品・サービスの詳細は 製品検索サイト(プロダクトファインダー) をご覧ください。

バック