ドイツと日本の大学交流史── “知と技術”をつなぐ HELUKABEL のケーブル

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HELUKABEL とは

  • 1978 年創業、ドイツ・ヘミンゲン本社
  • 43 カ国 76拠点をネットワークし、 17の生産・営業拠点を保有する国際的ケーブルメーカー
  • 産業・インフラ・エネルギー分野向けに約 33,000 アイテムを常時在庫し、短納期で提供

1. 明治期 ― “お雇い外国人”が開いた学術交流の扉

エルヴィン・フォン・ベルツ (Erwin von Bälz, 1849-1913)
1876 年に東京帝国大学医学部 (現・東大医学部) に招聘。27 年間の在日中に 800 名以上を指導し、西洋医学とスポーツ医学を導入しました。

ルートヴィヒ・リース (Ludwig Riess, 1861-1928)
1887 年に東京帝国大学へ着任し、西欧式史料批判とランケ流歴史学を導入。日本の歴史学研究に“原典主義”を定着させました。

2. 留学という往復路 ― 日本人研究者がドイツから持ち帰ったもの

  • 北里柴三郎は1886-1892 年ベルリン大学でコッホに師事し、破傷風血清療法を開発。帰国後に北里研究所を設立し、日本の近代医学を牽引しました。
  • 他にも森鴎外 (ベルリン)、長岡半太郎 (ミュンヘン) など、多くの日本人学者がドイツで基礎科学を学び、日本の大学教育を刷新しました。

3. 現代の大学連携と HELUKABEL

今日、ミュンヘン工科大学と東京大学のジョイントラボ、カールスルーエ工科大学と東北大学の素材研究など、産学共同プロジェクトは高度化し、クリーンルーム対応ケーブルや極低温ケーブルなど信頼性の高い配線が不可欠です。HELUKABEL は下記の特長で研究現場をサポートします。

研究現場で求められる性能HELUKABELのソリューション
電磁ノイズ抑制UL 認証 EMC シールドケーブル
可動部の長寿命化ドラッグチェーン専用高可撓ケーブル
クリーン環境シリコーンフリー・低アウトガス仕様

4. 産業 DX と教育 DX を支える“ケーブル”というインフラ

大学と企業を結ぶ共同研究プラットフォームでは、産業用イーサネット、光ファイバー、高電圧給電など複合的な配線が一体で設計されます。HELUKABEL の One-Stop サービスは、設計/試作から量産・グローバル納入までを一括対応。設備導入期の「タイムトゥマーケット」を短縮し、研究成果の社会実装を加速します。

ドイツと日本の大学交流は、140 年以上にわたり“人”と“知識”の橋を架け続けてきました。その橋を支える物理インフラとして、HELUKABEL のケーブル技術は研究室から生産ラインまで“電力とデータ”の流れを保証し、次世代イノベーションをバックアップします。学術連携や新規設備導入で配線課題をお持ちのお客さまは、ぜひお気軽にご相談ください。

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