ドイツに浸透する日本ポップカルチャーの力
HELUKABEL GmbH(ヘルカーベル)はドイツ本社を持つケーブル・電線のグローバルメーカーです。今回はドイツ各地のイベントで見かける人気コスプレの傾向、そしてドイツの老舗ぬいぐるみブランド Steiff(シュタイフ)と『呪術廻戦』の公式コラボという、ユニークな“日独カルチャーの交差点”をご紹介します。
ドイツのコスプレはなぜ盛り上がる?——現地イベントの存在感
ドイツではアニメ・ゲーム・日本文化の大型イベントが全国で開催され、コスプレ文化の裾野が広がっています。なかでもデュッセルドルフの「DoKomi」は来場者・コスプレイヤーが 3 日間で 21 万 5 千人規模(主催発表)。広大な会場にステージやアーティストアレイ、物販、フードなどが集まり、最新トレンドのコスプレが一堂に会します。
“いま”ドイツで目にすることが多いキャラクターの傾向
会場でよく見かけるのは、世界的人気タイトルのキャラクターたち。『原神』『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』『FFVII』『リーグ・オブ・レジェンド』『鬼滅の刃』『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』などは、ヨーロッパ全体でも露出が高い定番人気です。実際、2024 年のコスプレ人気まとめでも、これらタイトルが上位に並びました。
参考ポイント
- 欧州では作品人気=コスプレ露出の多さに直結しがち。
- ドイツは工業都市×学生都市が多く、若年層のコミュニティが強い。
- デュッセルドルフは日本人コミュニティが大きく、和文化とポップカルチャーの接点が豊富です(DoKomi の成長もその追い風)。
ドイツの“テディベアの原点” Steiffとは
Steiff は 1880 年創業、世界で最も有名なテディベアのメーカーの一つ。「ボタン・イン・イヤー(Button in Ear)」と呼ばれる耳のボタンタグは、正規品の証として知られています。長い歴史に裏打ちされたクラフトマンシップは、いまもブランドの核。
Steiff の特徴(要点)
- 1880 年創業の老舗ブランド。
- 「ボタン・イン・イヤー」は商標的なブランドシンボル。
- 手仕事と品質基準を重視する製造工程。
『呪術廻戦』× Steiff の正式コラボ
2024 年、『呪術廻戦』の五条悟(高専 Ver.)をモチーフにした Steiff コラボ・テディベアが、TOHO animation STORE 限定・数量限定で発売されました。価格帯や“限定”の位置づけからも、コレクターズアイテムとして注目を集めています(販売はストア在庫・転売市場の状況に依存)。
“日独カルチャーの交差点”
- ドイツの大型イベントがコスプレ文化を牽引。
- 人気作(『原神』『呪術廻戦』ほか)のキャラクターは露出が高く、欧州でも支持
- ドイツの伝統工芸的ブランドと、日本発のグローバル人気アニメが融合。
- Steiff ×『呪術廻戦』は、クラフトマンシップと物語性の融合を体現する好例。
HELUKABEL は、ドイツと日本をつなぐ企業として、ものづくりの現場から文化の話題まで、役立つ情報を発信していきます。各種ケーブル・電線・付属品に関するご相談も日本語でお気軽に お問い合わせ ください。